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カリノ界隈

フリーライターカリノのブログです。

なぜ私は行動するライターなのか?【Webライターリレーコラム】

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僭越ながら【Webライターリレーコラム】のトップバッターを努めることになりました、カリノと申します。僭越なのに、タイトル強気ですみません。

この【Webライターリレーコラム】は、数人のライターで順番にコラムを書く企画です。「ライター+〇〇」と、各自テーマを決めて執筆します。

私のテーマは「ライター」+「行動力」。

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おっぱいのゲシュタルト崩壊

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(昨年12月LINEブログに書いたものを転載します。)

おっぱいの会社で働いている。

だいぶ省略したのでどういうことかと思われるだろうが、省略せずに言うと「おっぱい」を赤ちゃんに飲ませる時に着る服をつくる「会社で働いている」。授乳服っていうやつ。

助産師さんと組んで母乳育児の研究をしたり、服だけでなくおっぱい関連の小物もつくったりしている。従業員の中には、私のように授乳中の母親も少なくないので、まさに「おっぱい」の「おっぱい」による「おっぱい」のための会社と言えよう。

母乳育児相談なども受け付けていて、日々悩める母や妊婦の方々から電話が寄せられる。乳が出なくては悩み、出過ぎて乳房内で固まり痛んでは悩む。子が上手く乳を飲めないと悩み、乳首を齧られ痛むと悩む。出産に関わらず、おっぱいに悩む女性は少なくないが、食糧としてのおっぱいにも実に様々な種類の悩みがあるのだ。

そんな切実なコールとは別に、定期的に不届き者からの電話が鳴る。変質者からの電話だ。男は相談窓口の担当者に、あるワードを言わせたくて2週間に1度くらいの頻度で電話をしてくる。「おっぱい」というそのワードを。

ハアハアと息を荒くしながら「妻が授乳中で」と言い、「どんな風に授乳したらいいのか?手順は?注意点は?」などと執拗に質問を重ねてくる。担当者は「お電話が遠いようなんですけどー?」とはぐらかし、最後は数少ない男性社員に電話をかわり、その途端通話はプツリと切られる。

毎回そんな調子なのに、男はくじけず電話をかけてよこす。ただただ「おっぱい」というワードを求めて。

正直、気持ち悪いというより「おっぱい」と聞いただけで興奮できるなんて、便利で安上がりだなと感心する気持ちが強い。でも、ほんの少しだけその気持ちがわからなくもない。

確かに「おっぱい」には魅惑の響きがあった。「胸」や「バスト」では表現できない、性的でありながら母性も感じさせる、柔らかさ優しさいやらしさ。「おっぱい」という響きと文字の並びはまさに「おっぱい」そのものだった。

過去形で言うのは、もうそれが失われてしまったからだ。私の中からあの魅惑的な響きは失われてしまった。「おっぱいハンカチ売上.xlsx」というファイルを開き、「おっぱいプロジェクト」に参加する。「そのおっぱいはおっぱい過ぎる」という意見で提案を却下され、採用面接の相手の履歴書には「おっぱい講演に感動した」と書かれている。

こんな環境で仕事をしていると「おっぱい」という言葉は純粋な意味以外のものを剥ぎ取られ、最終的には意味そのものも見失いはじめる。「おっぱい」のゲシュタルト崩壊だ。

いや、仕事のせいだけではない。その前から徴候はあった。出産後3ヶ月ほどの頃だったか、元同僚の男性と近所のスーパーで偶然会った時のことだ。相手にもうちと同じくらいの子供がいて、当然赤ん坊の話題になる。

「あんまりおっぱいを飲んでくれなくってさあ」 「うちも最初はそんな感じだったよ。おっぱいよりミルクが好きで。最近やっとおっぱいオンリーになった」 「ミルクも便利だけど、おっぱいだと安上がりだよなあ」

話してる時はなんとも思わなかったが、家に帰ってからしみじみと「人生のフェーズかかわってしまったのだなあ」と思った。一緒に働いている頃は、まさか彼と「おっぱいおっぱい」言い合うと思わなかった。男の人とそんなこと言い合うのはベッドの中だけだと思ってた。

変質者から電話が来たと報告を受けると、失われた「おっぱい」への郷愁に襲われる。嗚呼、古き良き「おっぱい」。

しかし、来月12月に、私は今の職場を退職する。専業ライターとして働こうと思っているのだ。もうすぐ2歳になる娘もどうやら卒乳の気配がする。となると、私は近々取り戻せるのかもしれない。あの甘やかな響きをはらんだ「おっぱい」という言葉を。「おっぱい」が「おっぱい」であった世界を。

取り戻せたとしても、私自身の授乳を終えたそれが、「おっぱい」というより「足乳根」って感じになってしまっているのは、残念な限りだけど。

時々自分の人生を年表とグラフにしてみる

「やらなくちゃやらなくちゃ」と思っていた、「プロフィール&実績」ページの作成を行いました。興味のある方はご覧いただけると嬉しいです。 

karinowaka.hatenablog.com

 略歴を書くため、これまでの人生を思い返していたら、「あ、久しぶりに人生年表&グラフ作成をやってみようかな」と思いつきました。

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ぶどうゼリーが教えてくれた親心

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2歳娘の目下のお気に入りは、ぶどうゼリーです。
どんなに大泣きしている時も「ぶどうゼリー食べる?」と聞くと、涙をぬぐいながら「うん」と頷くさまは、本当にかわいい。

進行中のイヤイヤ期を乗り切るために欠かすことのできないぶどうゼリーですが、味方であると同時に、憎き敵でもあります。
一度「ぶどうゼリーモード」になった娘は、ぶどうゼリーが与えられるまで、手の付けられない暴君に化すのです。

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娘が物心つく前に隠しておきたい本5選

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2年前に生んだ娘が当たり前のように2歳になった。泣くか眠るか乳を飲むかしかなかったあの赤ん坊が、 歩き、(ほぼ宇宙語だけど)話し、歌い、踊るようになるなんて、子供の成長というのは本当に恐ろしい。

ついこの間まで「もしかしたら美味しいのかも」と錯覚してしまうくらいの勢いで舐め回していた絵本も、いっちょ前にソファに座って、一人勝手に読んでいたりする。

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