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カリノ界隈

フリーライターカリノのブログです。

イノッチの愛とゆりちゃんの愛

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毎年、年末は紅白を見ています。

こだわりがあるわけではないんですが、小さい頃からの習慣なので、見ると年末って実感できるんですよね。

でも今年は娘(1歳10ヵ月)にチャンネル権を奪われ、見ることができませんでした。

ここ最近、我が家のテレビはほぼずっとアンパンマン上映中です。

親の方もかなり詳しくなって、「ほう、ロールパンナとコキンちゃんの絡みとはめずらしいね」などと語り合うくらいにはアンパンマン通になりつつあります。

 

で、アンパンマンではなく紅白の話です。

見ることのできなかった今回の紅白。

白組司会者、嵐の相葉くんが結婚したばかりのりゅうちぇるに「吉田(沙保里)さんはどうやったら結婚できますかね?」って、聞いたみたいですね。

こちらの記事では、その発言について、「呪いの言葉」だと批判されています。 

blogos.com

 

記事を読んだ私の感想は「言いたいことはわからなくもないけど、そんなにガミガミ言わなくてもなあ」。

番組を見ていないので細かな状況がわかるでもなく、あんまりいろいろ言えないんですけど。

相葉くんはきっと台本通りに言っただけだろうし、その台本がちょっと考えなしだったんだろうなとは思います。

 

そして、もし仮に台本ではなくて相葉くんが自分で言った言葉だったんだとしたら、きっとイノッチが注意してくれたんじゃないかな。

あさイチでも「結婚できないキャラ」の有働アナの扱いに、スタッフに対して愛ある苦言を呈してくれてましたからね。

news.careerconnection.jp

 

そんなこんなで思い出したんですが、私も35歳で結婚するまでは、こういうイジられ方をすることが多かったです。

 東に適齢期をちょっと過ぎた男性社員がいれば「あいつはどうだ?」と言われ、西にカワイイ新人男子がいれば「手を出しちゃいけないよ」と言われる。

まさに吉田さんや有働アナと同じキャラ設定ですよね。

 

あの頃の私がそういった言葉に傷ついていたかというと、そんなことはなくて、むしろ進んでそう言われるシチュエーションに持っていっていた気がします。

自ら「誰かいい人紹介してくださいよ〜」って言ってみたり、若い男性に「年上はどう?」って言ってみたりね。

言われるくらいなら言わせた方が傷つかないからっていう自己防衛だったのかもしれないけど。

 

でも、そうやってイジられることは、本当に嫌じゃなかったんです。

だから最初の記事みたいに、正義感あふれる誰かに「結婚はその人の個人的な問題で、するもしないも自由なんだよ。他人がおいそれと立ち入るべきことじゃないでしょう」って激しい口調でかばわれても、「ありがたいのかもしれないけど、なんか違う」って思ったでしょうね。

でも、イノッチが有働さんにしたみたいに、ずっと見てくれている誰かが、私が自分自身でそういうキャラ付けをしてることも理解してくれた上で、周りに「それに甘えちゃダメだよ」って言ってくれたとしたら、考えただけで泣けてきます。

「イケメンだからでしょ」って言われるかもしれないので、ひどい時のイノッチで想像してみたけど、やっぱりジーンときました。

結局はその人との関係性と、そこに愛が感じられるかどうかなのかな。

 

「逃げ恥」のゆりちゃんもそうでしたよね。

「50にもなって若い男に色目使うなんてむなしくなりませんか?」と攻めてくるポジティブモンスターちゃんに、怒るでもなく、その思想を強く非難するでもなく、静かに「自分に呪いをかけないで」と相手の呪いを解こうとしてあげる。

あのシーンには相手や社会に対する不満よりも、彼女に対する愛情が感じられました。

だって、あの攻めてるポジモンちゃんも、なんだか辛そうでしたもんね。

おバカなフリをした賢い子って役柄でしたから、自分が自分に呪いをかけてることはちゃんとわかっていたんだと思います。

ゆりちゃんはそういうのも理解して、愛情を持ってその呪いを解いてあげたんだろうな。

そんな風に感じられて、あそこはすごく好きなシーンのひとつです。

 

感じ方は人それぞれだから、最初の記事のように強い批判にこそ心動かされる人もいるんでしょう。

でも私は、これから、イノッチやゆりちゃんのようなフォローをしてくれる相手を増やしていきたいなと思います。

そして私もそんな風に誰かをしっかりと理解して支えてあげられる人になりたいな。

 

そんなことを考えた年明けでした。

 

つまり、今年の目標は「石田ゆり子になりたい」ということで。