カリノ界隈

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なぜ私は行動するライターなのか?【Webライターリレーコラム】

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僭越ながら【Webライターリレーコラム】のトップバッターを努めることになりました、カリノと申します。僭越なのに、タイトル強気ですみません。

この【Webライターリレーコラム】は、数人のライターで順番にコラムを書く企画です。「ライター+〇〇」と、各自テーマを決めて執筆します。

私のテーマは「ライター」+「行動力」。

「カリノさん、いつも行動的だなと思って」と、このテーマをいただきました。ありがたいお言葉。まだまだ足りない部分はあるけれど、ライターとして、何事にも積極的に取り組むようにしています。「むずかしそう」と思う仕事に手をあげたり、会いたい人に会いにいったり、勉強したいことはとにかくはじめてみたり。

私に生まれつき行動力があるかというと、そういうわけではありません。幼少期は、数少ない友達に声をかけるのもためらってたし、やりたいことがあっても自分からは言い出せない子でした。

じゃあ、なんで今の私は「やってみる」ようになったんだろう?

考えてみたら、5つの理由を見つけました。 

1.若くないから

娘を産む前、数年間不妊治療をしていました。不妊治療って、自分が「年をとっていく」事実を、日々突きつけられるんです。心の準備をしたいと思っても、体は刻々と老化していって、残された時間は少なくなっていく。
「でも、私、5歳は若く見られるんです!」とかそういうの関係ないんですね。1年ごと、いや1ヶ月ごとに、妊娠率は下がっていく。自分が日々老いていく実感が、恐ろしいほど身近になります。
初めて病院に相談に行ったとき、治療を始めることをためらった私に、お医者様は言いました。「はじめてから悩みましょう」と。私はもう若くない。何かをはじめるのに、もう「早すぎる」ことは何もない。私はそれを、あの数年間でしみじみ感じました。
ライターの仕事はとても楽しく、やりたいことがたくさんあります。いつまでこの仕事ができるかわからないけれど、やりたいこと全てやるにはすごく時間がかかるはず。そう思うと、消極的になってる暇はないと思うのです。

2.行動は投資だと思ってるから

ライターになる前、いくつかの会社で働きました。うまくいっている会社って、必ず積極的に投資を行ってるんです。予算の段階で投資額を決め、優先順位の高いものから実行していく。「必要になったら買う」とか、「お金が余ったら考える」とかじゃなくて、「投資ありき」で計画をたてる。
ライターにとっては、勉強したり、人と会ったり、割に合わない仕事でも次につながるものだったらやってみたり、行動が大きな投資になります。だから「時間がないお金がない」と言わず、「今」じゃなくて「未来」のことを考えて、動きます。
かと言って、赤字続きになっちゃったら困りますよね。なので、「収入や時間の何割」とだいたいのところは決めています。あと、「ちょっとちがうな」と思ったら速やかに離れる。これもすごく大事だなと感じています。それが難しいんですけどね。

3.目指すものがはっきり見えるから

ライターって、同業の人のお仕事がよく見ることができます。WEBを見ても、雑誌や本を見ても、お菓子の空き箱、カフェのメニュー、ポストに入れられた広告、何を見ても、そこには言葉があふれていて、そのどれもが、誰かによって書かれた仕事の成果です。だから、日々を送っているだけで、「私もこういうのが書きたい」「私もこういう場所に書きたい」というのが、自然にあふれてきます。行きたい方向がわかれば、意外と動き出すのは楽じゃないですか?

4.才能がないから

昔から文章を書くのが好きで、ライターを始める前からブログを書いていました。仕事でも社内報に文章を載せたり、採用向けサイトにメッセージを書いたり。
若い頃は、心のどこかで、ある日突然、すごい誰かが声をかけてくれるんじゃないかと思ってました。「なんて素晴らしい文章なんだ!ぜひここにも書いてください!こんなことを書いてください!」ってなことを言ってくれるんじゃないかと。
でも、そんなことは起こりませんでした。自分はどうやら黙っていても祭り上げられてしまうような人間ではない。若い時代を通り過ぎて、その自覚がしっかりとしみ込んでいます。
だったら自分で声を上げていかなくちゃなあと思うんです。待っていても、誰も声をかけてくれない、白馬の王子さまはやってこない、そしたらできるだけ実力をつけて、「私、ここにいます!」ってことをアピールしなくちゃ、やりたいことはできるようにならない。そうお腹の底から思うようになって以来、行動力が生まれてきたように思います。

5.臆病だから

私は根っからバイタリティがある人間なわけではありません。誰もが驚くようなことをやってのけるような、破天荒なタイプでもありません。だから、自分に対して「どうせ途方もなく大きなことをできるわけがない」と思っています。これは諦めであると同時に、信頼でもあるわけです。「いくら『何でもやってみる』と言っても、身をほろぼすようなことには手をだすわけがない」って。なので自分が「やりたい」と思った範囲のことだったら、安心してやってみていいと感じているんです。
それから、今はライターの仕事が楽しくて、いろんなことに積極的に取り組んで、自分なりにいい結果が出てる状態ですが、ずっとこうして続けられるとも思いません。これが素の自分じゃないので。なので、調子よく楽しく行動できている今のうちに、できるだけすすんでおきたいなあと思うのです。 

 

ところで、そもそも、ライターには必ず行動力が必要なんでしょうか?
たぶん「あった方がいい」ものだとは思います。
でも、何かの職業に「こういう人だから向いている」「こういう資質がこの職業に必要だ」というのは、本当はないんじゃないでしょうか。
今の私は「行動力」という資質を強みにしてライターをしている。
でも全くちがう資質を使って、ライターをしている方もたくさんいるはずです。
だから、思うように行動できていないからって、「私には行動力がないんだ」と落ち込む必要は全くないと思います。
他のことでプラスにできていればいいんだから。

でも、「行動力」がない方がいい、ということはないのかな。
ないよりはあった方がいい。
なので、「もうちょっと行動してみたいな」という方に、今回のコラムが少しでも参考になれば、とても嬉しいです。

 

【Webライターリレーコラム】、次のライターさんは「薄毛ライター」のちもんさんです。ブログもTwitterでの一言も、いつもユーモアと輝きにあふれていて、まぶしい存在のちもんさん。お願いしたテーマは「ライター×ブランディング」で、5月9日(火)アップの予定ですので、みなさまお楽しみに。私もとっても楽しみにしています! 

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